ダンボールの積み上げと荷崩れ

ダンボール箱の運搬時、たとえば船やトラックなどでの輸送、またフォークリフトや台車での搬送時にダンボールの荷崩れが生じて、危険な事故に遭うこともあります。またダンボールの荷積みが崩れて箱が壊れ、中身が飛び出ることもあります。現在それ解決するのに大別して3つの選択肢あります。

①ロックスプレーなど荷崩れ防止剤の塗布:ダンボール箱の上表面に滑り止めを塗布する、②ストレッチフィルムやPPバンドで巻く:積み上げた荷物をラップやベルトのような用材で巻き留めする、③ホットメルトやコールドグル―などの塗布する、と3つ解決策があります

まず「①」を簡単にいうと、小型の器具で水溶液を塗布し、搬送時のダンボール箱が荷

崩れしないようにさせる仕組みです。フィルムやテープ等を処分しなくて済むのが嬉しい。 

器具が小型で溶剤も高くなく、ランニングコストも安く済むのがメリットです。

前後しますが、「③」のように接着剤を使用していたので、無理に剥がそうとすると、プリントしてあるダンボール表面紙が破れたり剥がれたりしていました、箱と箱を離す際、単純に上方向に持ち上げるだけで分離できます。

デメリットしては接着剤が水溶性なので、雨などの水気に弱い点です。また横揺れにはめっぽう強いですが縦揺れには弱い。

 「②」のストレッチフィルムや、PPバンドは、いわば産業用「サランラップ」といえ、積荷の事ぐるぐる巻きにするので、雨など水分を気にしなくても良いですが、大量の荷物を撒く工数を作業員に強いる上、役目を終わったフィルムやバンドは産廃として捨てるか、焼却処分しなくてはなりません。焼却処分にはCOを排出し、環境に優しくありません。

 さて前述した「③」のホットメルトやコ-ルドグル-等の接着材を用います。箱と箱との連結を縦横に強く確保することが出来ます。しかし大掛かりな塗布装置を導入する必要があり、コスト面でのデメリットは大きいようです。さらに、ダンボール箱同士を分離する際に表面を剥がしてしまう事もあります。これでは折角、広告用にプリントしたダンボール箱も、台無しということもあり得るわけです。

 ロックスプレーガンは小型なので既設ラインへの設備導入が簡単です。また剥した後でのバ-・コ-ドの読取りが可能です。そのうえ使用後の梱包箱はそのままリサイクルが可能です。これで環境に優しいとなると、選択肢は自ずと決まってくるかもしれません。